芸能界復帰も見通し悪く
夫の高城剛さんは、離婚の条件として、これまでの経緯をすべて公開するよう沢尻エリカさんに求めていると報じられている。離婚騒動には黒幕の存在があるとされており、つまりは、それを明らかにせよということだ。
しかし、エリカさんは会見で、結婚当初から高城さんへの信頼を失うことがあったとだけ釈明し、黒幕については「まったくないです」と断言した。エリカさん自身は、これで経緯を公開したと解釈しているらしいが、2011年5月16日以降にこれで離婚できるほど簡単ではなさそうなのだ。
高城さん側の事情に詳しいスポーツ紙によると、この日時は経緯を公開するまでの猶予の期限であり、もし高城さんが公開していないと判断すれば、離婚に同意しない可能性が強いというのだ。
エリカさんは、映画のオファーがたくさん来ているとして、その前にドラマや舞台に挑戦したいと意欲を示している。しかし、離婚問題がドロ沼化すれば、女優業にも支障が出ることが予想される。また、仮に復帰できたとしても、前出の芸能関係者は、満足のいく仕事かどうかは分からないと指摘する。
「確かに、女優や歌手としての需要はありますね。話題性があるので、まず映画で復帰するのではないかと思います。演技も買われており、単発ドラマにも引きがあります。しかし、あくまで話題性先行で、クオリティの高い作品に出演依頼があるとは思えません。そこを本人が納得できるかどうか。離婚騒動の長期化で、イメージが落ちるのもネックになると思います」