京都大学で2011年2月25日から実施されている入学試験で、数学と英語の入試問題の一部が、インターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿され、解答を求める書き込みがされていることが分かった。受験生が試験時間中に携帯電話を使って書き込んだと見られる。京都大学では、2月26日付けで同校のウェブサイト上にこの事実を掲載し、「事実関係等の調査を開始した」ことを明らかにしたうえで、「不正行為等が発覚した場合には厳正に対処することといたします」としている。
また、2月8日に行われていた同志社大学の入学試験でも、京大の問題を書き込んだ人物と同じIDで、入試問題をネット上に投稿していたことが分かった。さらに早稲田大学、立教大学でも同様の問題が発覚している。