枝野幸男官房長官2011年2月25日の記者会見で、リビア情勢について、
「武器が使用され、多くの市民が死傷している。さらに、それを超えて、表現は気をつけなければならないが、内戦に近い状況であるという事態に陥っている」
と、事実上内戦状態にあるとの認識を示した。その上で、
「我が国としては、平和的な手段で改革を進めてもらいたいということを述べている。特に政府側が、平和的なデモに対して、武力を行使して死傷者が出ていることに対しては、非難をしてきている」
と述べた。リビアに対する制裁措置については、
「我が国が単独で行っても自己満足。各国と連絡・連携を取り合いながら必要に応じて行っていく」
と述べるにとどまった。