日本百貨店協会が2011年2月18日に発表した1月の全国百貨店売上高(店舗調整後)は、前年同月に比べて1.1%減の5541億円となり、3か月連続のマイナスとなった。
年初からのクリアランスセールが好調に推移し、東京や横浜など好天に恵まれた地域ではファッション商材が活発な動きをみせたが、北日本や日本海側は記録的な大雪の影響で入店客数が減少するなど苦戦した。
商品別では、家庭用品(食器や台所用品など)や化粧品、家電が2か月ぶりにプラス。その他食料品も6カ月ぶりにプラスとなった。一方、衣料品、身のまわり品が2か月ぶりにマイナス。雑貨は35か月連続、家具は38か月連続のマイナス。
売上高に占める外国人客の割合は3.1%増と、2か月連続で前年を上回った。