金正哲「左耳ピアス」でテレビに 金総書記の誕生日直前、異例の豪遊

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熱狂的なクラプトンファン

   一方で、今回の外遊は特に問題がないとする意見もある。韓国氏の中央日報は17日、対北朝鮮情報関係者の声として、「(誕生日直前の)15日に平壌に戻ったとすれば、特に問題はなさそうだ」との見方を紹介している。

   フジテレビの16日の番組では、金総書記の元専属料理人の藤本健二氏が「海外で自由にできているということは、国内でもそれだけのポジション、正恩大将のサポートに向けたポストに就いていると思う」と語っている。

   正哲氏は以前からクラプトン氏の大ファンと伝えられている。フジテレビは06年6月、クラプトン氏の公演のためドイツに訪れた正哲氏をカメラで捉えており、正哲氏は公演のためにヨーロッパ中を回っていたとされている。

   内部告発サイト「ウィキリークス」が2010年12月11日に公開した米国外交公電では、北朝鮮の官僚がクラプトン氏の平壌公演を米政府が調整するよう希望していたことが明らかになっている。今回の正哲氏の「追っかけ」は、金総書記の誕生日前ということを差し置いてでも外せないイベントだったのかもしれない。

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