みのもんたVS日刊スポーツ 斎藤佑樹投手めぐりバトル

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   タレントのみのもんたさんが、自身を批判した日刊スポーツ記事にかみついた。プロ野球、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手への沖縄キャンプ取材をめぐり、「(みのさんらが)モラルを逸した取材」をしたと日刊スポーツが指摘したのだ。みのさんはテレビ放送で、「不愉快です」などとして「弁護士通じて…」とも口にした。何が起きたのだろうか。

   「日刊スポーツの社長に電話してどういうことなのか話をきいてみたい」「日刊スポーツともあろう新聞がなぜ」「私の事務所の弁護士の先生通じてですね……こういうことを書かれること自体不愉快ですのでね」――2011年2月14日早朝、みのさんは「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)の冒頭近くでこう不満を連発させた。しばらく経った後でも「冗談じゃないよ」と怒りが収まらない様子だった。

TBS「近く抗議する予定」

   「みのもんたの佑ちゃん取材に厳重注意」と報じた14日のニッカン記事は、取材エリア外である球場正面玄関エリアで、「(みのさんらが)無断でインタビューを実施」と指摘した。「モラルを逸した取材」「島田(利正)球団代表が事情聴取し、苦言を呈した」とも書いている。

   さらに「球団元幹部が間違った取材ルールを伝えていたことなどから、出入り禁止などの処分はなく」と伝えつつ、TBSホールディングスがプロ野球、横浜ベイスターズの親会社である点も問題視している。

   一方で、みのさんが14日の放送で行った説明などによると、「同級生」である小島武士・元日ハム球団代表がみのさんに「(斎藤選手が)今戻ってきたから会えるよ」と電話をしてきた。そこでみのさんらが玄関に向かうと斎藤選手が「ちょうど通路来まして」、「3分ほど」取材した。みのさんにしてみると、「元球団代表から言われて行ったのに、何が悪いのか」ということのようだ。

   それにしても、表現は途中で途切れたものの、みのさんの「弁護士通じて…」とは穏やかではない。苦情などを日刊スポーツ側へ申し入れるのか。みのさんのマネジメントなどを担当するニッコクにきいてみると、「その件はTBSさんへお任せしています」との答えだった。

   TBS広報部に質問すると、「(日刊スポーツ側へ)近く抗議をする予定で、準備を進めております」との回答がかえってきた。

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