2011年2月14日の東京株式市場の日経平均株価は、終値が119円89銭高の1万725円54銭を付けて引けた。1万700円台を付けたのは3営業日ぶり。
アジア市場の株高を好感、エジプト情勢が沈静化に向かったこともプラスに働いた。同日発表になった2010年10~12月期の国内総生産(GDP)はマイナス成長だったが、景気の先行きへの期待感が上回った。
また外国為替市場で、円相場が1ドル83円台に下落したことで、自動車や電機などの輸出関連株の買いが広がった。トヨタやホンダなどの自動車や、キヤノンやソニー、また銀行株や海運株などが買われた。
円相場は15時時点で、前営業日に比べて54銭ドル高円安の83円15~18銭で推移した。
東証株価指数(TOPIX)は、前営業日に比べて12.56ポイント上昇して959.19だった。