財務省が2011年2月8日に発表した対外及び対内証券売買契約等の状況(月次、指定報告機関ベース)によると、1月の外国人による日本株への投資は6084億円の買い越し(資本の流入超)となった。買い越しは4か月連続。
1月下旬(21~31日)には696億円の売り越し(資本の流出超)となったが、上旬(1~10日)が2661億円、中旬(11~20日)は4119億円の買い越しだった。国内企業の業績が堅調だったことを受けて、株価上昇への期待が高まった。
一方で、日本人による海外中長期債への投資は1兆3491億円の買い越し(資本の流出超)となり、2か月連続で買い越した。生命保険会社などによる米国債の「買い」が優勢だった。