10年12月の景気動向指数(CI、速報値、2005年=100)は、景気の現状を示す一致指数が103.1となり、前月に比べて0.7ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。内閣府が2011年2月7日に発表した。基調判断については「足踏みを示している」とした。
個別項目では、鉱工業生産財出荷指数や生産指数(鉱工業)、所定外労働時間指数(製造業)、中小企業売上高(製造業)、有効求人倍率(学卒を除く)などがプラスに寄与。商業販売額(小売業、卸売業)などの寄与度がマイナスとなった。
また、景気の先行きをみる先行指数は、前月と比較して0.8ポイント上昇して、101.4となった。2か月連続の上昇だった。