小沢元代表処分も結局「腰砕け」 民主党お得意の「最初威勢よく最後は…」

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小沢氏「無実であることは自ずと明らかに」

   小沢氏は11年1月末の強制起訴の際、「無実であることは自ずと明らかになります」と話し、離党せず民主党議員として活動を続ける考えを強調した。強制起訴を巡っては、「検察が起訴できないと判断したぐらいだから裁判は無罪になる可能性が高い」との見方もある。小沢氏が処分されるべきなのか、実際処分されるのかどうかは議論が分かれているが、いずれにせよ、菅首相はその対応次第では、年頭会見との整合性を問われそうだ。

   経済評論家、山崎元さんは2月2日配信のネットコラム「山崎元のマルチスコープ」(ダイヤモンド・オンライン)で、「菅首相はすでに『詰んでいる』のではないか」と題して、菅首相のいわゆる「3月危機説」について、将棋の王手に例えながら触れた。4月の統一地方選を前に「菅首相では戦えない」の声が強まり、かつ対野党との関係でも予算関連法案成立と引き換えに退陣するしかない、というわけだ。

   山崎さんコラムを取り上げたネット掲示板2ちゃんねるなどをみると、菅退陣説について、「もう民主はけっこう!」「退陣じゃなくて解散しろ」「自民党に対して、たらい回しは止めろと批判してたろうが」といった、民主党そのものへの「NO」の声も多数並んでいる。

   2月6日には、プレ統一地方選の愛知県知事選、名古屋市長選(いずれも民主推薦候補が立候補)などが投開票される。

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