AKB48、「慢心すれば降格」 8人を「スーパーサブ」へ

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   メンバーの新曲での立ち位置をファン投票で決めるなど、絶えず厳しい競争環境にさらされるAKB48のメンバーだが、総合プロデューサーの秋元康氏が、「56人のメンバーを48人に減らす」などと宣言していたことが明らかになった。秋元氏は「卒業ではない」と強調したと言うが、これを「事実上のリストラ」と受け止める向きもあり、波紋が広がっている。

10年12月に8人追加したばかり

秋元氏の発言が波紋を広げている(10年夏撮影)
秋元氏の発言が波紋を広げている(10年夏撮影)

   AKB48の正式メンバーは、それぞれ16人から構成される「チームA」「チームK」「チームB」を合計した48人だったが、10年12月8日のデビュー5周年記念公演で、予備軍にあたる「研究生」から8人が昇格することが発表され、56人体制になったばかりだった。

   だが、それから1か月半しか経たない11年1月23日に秋元氏から語られた内容が、波紋を広げているのだという。この日は、恒例のライブ「リクエストアワー セットリストベスト100」最終日。このライブの打ち上げの場で、約200人を前に秋元氏が

「56人いるメンバーを48人に戻す」

などと発言。この発言は、首都圏では11年2月3日に発売された「週刊文春」2月10日号でも、「AKBに衝撃 秋元康『タルんだメンバーを8人減らす』宣言」と題して、2ページに渡って報じられた。「文春」の記事では、「みんなの頭をよぎったのは、やはり『卒業』でした」との出席者の声を紹介するなど、強く「リストラ」や「仕分け」を示唆した内容になっている。

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