「視聴率は平凡でも取材の手を緩めるわけには行かない」
ファイターズ地元のHBC(北海道放送)は、1日の午後1時55分から約5時間に渡り斎藤投手を完全生中継する、と発表し注目を集めた。実はHBC、10年12月9日の入団会見も約5時間に渡りオンエアした。この時は普段の放送より視聴率が高かったため、その第二弾として放送を決めた。
それでは2月1日の視聴率はどうだったのか。HBC 広報に話を聞いてみると13:55~14:55が4.0%。14:55~15:55が2.3%、15:55~16:55が2.4%。16:55~17:45が3.7%。
「普段とあまり変わらない数字でした」
と同局広報は振り返る。斎藤選手に密着するため「佑ちゃんカメラ」を用意し一挙手一投足を追いかけたのだが結果は出なかった。他局でも斎藤投手のキャンプの様子を放送していたため、視聴者をHBCだけに釘付けにすることは難しかったようだ。今後、5時間特番を組むかどうかは今回の放送の結果を分析して決めるという。
「斎藤選手は時の人ですから全マスコミが追っています。今回の視聴率がどうだからといって、私達が取材の手を緩めるわけには行きません」