猿マネ「日本向けでなかった」 サッカー韓国代表の不可思議弁解

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日本サッカー協会「抗議は行わない」

   奇誠庸選手がどんな意味で欧米人向けに「猿セレモニー」をしたかについては、日本サッカー協会の広報部では、「詳しいことは、本人ではありませんので、分かりかねます」と困惑した様子で話す。もっとも、奇選手は、試合後に「いろんな意味がある」と明かしており、日本向けの意味がなかったと断定できるわけではないようだ。

   ツイッターでの発言については、本人は「日本戦には、絶対に負けられないという思いがあったから」と説明しているが、それと猿マネについては何も関係ないと主張しているという。ただ、「結果として、誤解を招いたことについては、すみませんでした」と謝罪したとしている。

   こうしたことから、協会では、「猿セレモニー」について抗議は行わないことを明らかにした。ツイッターでの反日感情吐露については、「個人でつぶやいていることですので、こちらが関知するものではないと考えています」。人種差別に厳しい国際サッカー連盟が奇選手を大会終了後に処分する可能性があると報じられているが、協会サイドでは、事情聴取するかなどについても分からないという。

   観客席に旭日旗が本当にあったのかについては、ネット上では、疑問視する声が出ている。協会広報部では、「本人はスタジアムに掲げているのを見てと言っているようですが、こちらでは確認できていません」とする。日本人サポーターらが旭日旗を持ち込むことについては、特に制限はないという。

   日韓戦では、MF香川真司選手(21)が右足の指の骨を折ったと報じられ、ネット上では、一部で憶測も出ている。しかし、サッカー協会広報部では、「韓国選手が故意に踏んだことはないと思います。どのプレーでケガをしたかわかりませんし、韓国選手とは関連づけられません」と話している。

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