シンガポールに4年、米国に4年滞在
TOEFL iBTは米国の大学・大学院に留学する際、英語力判定に使われるテストで、試験にはスピーキングもある。80点以上で大学院レベルとされている。トップ校のMBAでは100点以上が求められることもあるというが、谷中さんは116点で見事クリアだ。
ネットでも話題となり、2ちゃんねるには「TOEFLが116って化け物だ」「帰国子女でもこんなにたくさん難関英語資格持ってる奴はいないぞ」「どうしてもうっかりミスっていうのがあるから、990は凄すぎる」といった書き込みが多数寄せられた。
谷中さんは父親が保険会社に勤めており、その影響で幼い頃シンガポールに4年、小学校時代にはアメリカに4年住んでいた。米国滞在時の01年9月11月に同時多発テロを経験。父親が世界貿易センタービルの近くに勤務しており、安否が分からず、ニュースにかじりついていたといい、それがきっかけで報道キャスターを志すようになったという。
2009年からは小林麻央さんや皆藤愛子さんら女性キャスターが多数所属する芸能事務所、セントフォースに所属。10年には、米国のアカデミー賞を取材する現地リポーターとしてWOWOWに出演した。同事務所によると、今後谷中さんはミス日本としてイベント出演やボランティア活動などを行っていくという。