「5円スロットコーナー」に移設する店も
大手出版社のパチスロ専門誌編集部に話を聞くと、「サクラ大戦3」は業界では大きな問題になっていて、
「設置すれば必ず赤字になる台というのは前代未聞です。おそらくメーカー側の開発ミスでしょう。パチスロ台は1台20万円から40万円でメーカーから買ってこの結果ですから、パチンコ店は怒り心頭だと思いますよ」
と説明する。パチンコ店では台の稼働中止や撤去が進んでいるほか、中にはメダル1枚を5円で貸し出す「5円スロットコーナー」に移設する店も出ているという。通常は1枚20円であり、それを5円で貸すことによって仮に赤字になっても赤字の額を減らせるという方針なのだそうだ。
今回の事態をどう受け止めて今後どのように対処するのかをサミーに問い合わせたところ、同社広報は、
「現在調査中であり、それ以外のことは今は言えません」
ということだった。