10年のスーパー売上高2.6%減少 天候不順で苦戦

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   日本チェーンストア協会が2011年1月24日に発表した10年のスーパー(会員62社)の売上高は約12兆3556億円で、前年に比べて2.6%減少した(既存店ベース)。消費者の節約志向が続くなかで、マイナス幅は縮小したものの、前年を上回るには至らなかった。全店ベースでは3.7%減だった。

   1月は暖冬傾向で冬物衣料や鍋物関連が苦戦。3月には一転、気温が下がり春物需要が低迷した。5月もアイスクリーム類が振るわなかった。6月後半からは猛暑の影響でエアコンや扇風機に動きがみられたほか、水分補給のための果汁飲料類や、機能性肌着や水着、日傘が伸びた。9月はたばこ増税前の駆け込み需要、11月には家電エコポイントの駆け込み需要があった。

   なお、10年12月の売上高は1兆2123億円で、前年同月比1.6%減(既存店ベース)だった。前月比では19.6%増えた。

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