シャープ会長「海外進出で国内雇用は5分の1になる」

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   日本の電機業界は、海外に進出する中で、国内雇用のウエートをどこも5分の1ぐらいにしか考えていない――。シャープの町田勝彦会長は、副会頭を務める大阪商工会議所の記者会見で2011年1月21日、こう述べ、海外進出を進める限りは雇用も5分の1程度になるとの見方を明らかにした。

   それによると、円高や重い法人税、貿易自由化の遅れなどが国内雇用のネックになっているという。大学生の就職内定率が過去最低の68.8%となったことを受けて述べた。

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