眞鍋かをり訴訟は、裁判所が和解勧告に近い内容示す
ところが、所属事務所の代理人弁護士は、前出のような不信感を示しており、移籍問題が円満解決するかどうかは予断を許さない状況になった。代理人弁護士は、こう言う。
「焼き肉屋の問題などが話題になるたびに、彼女はその都度、『辞めたい』と言ってきました。最初のうちは、『また気まぐれではないか』と思い、まじめに考えていませんでした。しかし、今回ばかりは、本気で辞めることを考えているのではないかと思っています」
そこで、事務所側としては、小倉優子さん側と話し合いを始めようとした。そして、その矢先に、今回の東スポスクープが出たというのだ。
「彼女の離脱・独立を認めることも含めて、和解の交渉を進めるつもりでした。彼女の立場もありますし、第3者に迷惑をかけない形で円満にやるつもりだったわけです。しかし、マスコミにこんなことが出ると、和解にマイナス要因になります。眞鍋と同じトラブルになると、クライアントも含めて不安になるのではないでしょうか。こちらも、問い合わせが相次いでおり、やりにくくなっていますよ」
現在は、優子さん側が和解の意思があるのか確認しているところだとしている。事務所が勝手に仕事を進めるなどしたと報じられている点については、「そんなことはありません。勝手な憶測が流れているだけですよ」と反論した。優子さんが2010年いっぱいで事務所の仕事をしていないことも否定し、「専属契約はまだあり、今も事務所の仕事をしています」と言っている。
なお、眞鍋かをりさんとの訴訟については、裁判所がここに来て和解勧告に近い内容を示したことを明らかにした。ただ、「暴露合戦になってしまい、1年も経つと条件が難しい」ともしている。眞鍋さん側の代理人弁護士は、取材に対し、「内容については、お話ししないことにしています」とだけ答えている。