不動産経済研究所は2010年の首都圏マンション市場動向を11年1月19日に発表した。それによれば、年間供給は前年比22.4％増の4万4535戸、平均価格は4.0％増の4716万円、契約率は78.4％だった。在庫は5600戸。
都県別の供給の伸びは、東京都区部が前年比で24.4％増、都下は4.1％増、神奈川県32.4％増、埼玉県15.1％増、千葉県19.1％増だった。億ションは前年比47.5％の901戸。最高額は東京都千代田区の「平河町森タワーレジデンス」で8億2000万円。この好調は年が改まっても続き、11年は前年比で12.3％増になると予想している。