2012年はチョコレート業界とも提携
楽天とオーネットが10年1月19日に公表した「バレンタインデー意識調査」によれば、女性のプレゼント相手は「夫」が45.2%、付き合っている彼氏が20.8%、「付き合っていないが好きな人」はたったの2.7%だった。「日経ウーマン」のウエブサイトでも同じ時期に同様な調査が行われ、チョコレートを贈るのは「家族」が59%、「自分」が18.7%、「狙っているカレ」が7.8%。この調査だけを見ると新しい恋愛を求めるためのイベントとは言えなくなっている。
女性が動かないならば、自分達が主役になり愛の告白に参加、盛り上げて楽しんだほうがいいのではないか、と思う人が増えても不思議ではない。
同推進委員会は「男性が愛を告白する日」に向け各地でイベントを開催。デパートで一輪花をラッピングして男性に配ったり、ワーナー・マイカル・シネマズと提携し、劇場でCMを流して花を配ったりする。全国2万のフラワーショップの約半分が今回のキャンペーンに参加し、ポスターを貼るなどして認知度を高める予定だ。
「来年はチョコレート業界とも提携する予定になっていて、バレンタインデーに男性が女性に告白する習慣を定着させたいと考えています」
と同推進委員会は話している。