エリカに「芸能界なめるな」の声 会見にメディア選び、「質問はNO」

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   お騒がせ女優の沢尻エリカさん(24)を巡り、また新たな「騒動」が勃発した。CM発表会ドタキャンや「離婚」騒動の説明を記者会見の場でするのかと注目されていたのに、「予告」していた会見について、主催者側が報道陣に対し「質疑応答なし」と通告したからだ。

   2011年1月23日、沢尻さんは「たかの友梨エステティック・シンデレラ大会」へ出演する。同大会の広報を担当するPR会社は1月18日、マスコミ各社に文書で「ご案内」を送った。

主催者側は「プレスリリースの内容をご確認下さい」

「ご報告会」で沢尻エリカさんは何を語るのか
「ご報告会」で沢尻エリカさんは何を語るのか

   同文書によると、大会が終わった後に「たかの友梨が立ち会いのもと」、沢尻さんが「現状のご報告会」をする。「大会が終了した後」に行われるはずだが、なぜか「大会の進行上」という理由で、「みなさまからの質疑応答の時間を設ける余裕がございませんので悪しからずご了承ください」と、質問を受け付けない方針を示している。「もちろん囲み取材もありません」。

   また、取材出席について「必ずシンデレラ大会のご紹介を(記事・ニュースに)入れていただくことが条件となります」として、事前の申し込みを求めている。会場はテレビ東京のスタジオで、スペースと「大会進行上の関係」により、「テレビ局4社、新聞社・出版社・ウェブサイトは30社限り」で受け付けるという。

   抽選というわけではなさそうで、主催者側が過去の大会報道実績などを踏まえて選ぶようだ。

   沢尻さんとマスコミの間では、10年3月に「6箇条の誓約書」問題が起きるなどギクシャクが続いている。沢尻さん側が、不都合なことは書くなと言わんばかりの条件をマスコミに示し、署名するよう求めたり、エステCM撮影のため肌を露出した沢尻さんに対し、「脱ぐ」や「セミヌード」などの表現をやめるよう要請(後に撤回)したりしたことが話題となった。

   今回、スペースの問題から中に入ることができる社の数が限定されるのは仕方がないとして、なぜ質疑応答は受け付けないのか。沢尻さん側と協議し、大会以外の質問を受け付ける場を別途、例えば大会翌日などに設ける方法もある。

   大会広報の担当会社に電話して質問すると、「プレスリリースの内容をご確認下さい」との回答を繰り返した。

   芸能リポーター、故梨元勝さんが社長を務めていた「オフィス梨元」取材班の男性に「質疑なし会見」の感想をきいてみると、「芸能界をなめるなと言いたいですね。答える気がなければ出てこなければ良いし、どうしても大会と区別したいなら別の場所なり別の日に会見を設ければいいだけの話です」と話していた。

「会見は中止」と報じているマスコミも

   そもそも1月23日の件は、スペインから帰国した沢尻さんが1月13日、東京都の実家前で報道陣に対し、「後日、コメントしますので」と語ったことが発端だ。その際、仕事関係の人物とみられる女性が「23日にコメントします」と説明し、「沢尻エリカ:23日会見、騒動について説明か」(スポーツニッポン)などとする報道が出ていた。こうしたマスコミの中には、今回の「質疑なし会見」を会見とは認めず、「会見は中止」と報じているところもある。

   また沢尻さんは、1月16日夜に放送された「Mr.サンデー」(フジテレビ系)の中で、歩行中の直撃取材(15日撮影、28分間)に一部答えていた。プライベートの話はせず、「仕事の話もちょっと今はできません」と答え、「23日の段階で…」と語っていた。もっとも、23日の会見で離婚報道に関してコメントするかどうかには、無言で顔を右に傾けるだけで答えなかった。

   沢尻さん側としては、1月23日のエステ大会を念頭に置いた発言だったようだ。しかし、大会主催者側には当初そのつもりはなかったようで、マスコミからの「沢尻会見」への問い合わせが多かったため、大会終了後の「ご報告会」を急遽設定した、ということのようだ。

   J-CASTニュースは、1月23日の取材について、「質疑なしの条件を承諾した訳ではない」と明記した上で、ファクスで申し込んでいる。

   ところで、沢尻さんの離婚騒動を巡っては、「復縁」(仲直り)説報道が主流となっているが、16日放送の「Mr.サンデー」では、沢尻さんは「(スペインで)新しいところ(部屋)借ります。独りで」と微妙な発言もしている。

   一方、「沢尻さんが夫の高城剛氏と離婚することがエイベックスとの契約の前提」と報じられていることについて、エイベックスの松浦勝人代表は1月14日、ツイッターで「そんな事を言った覚えは全くない」と、否定している。

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