「会見は中止」と報じているマスコミも
そもそも1月23日の件は、スペインから帰国した沢尻さんが1月13日、東京都の実家前で報道陣に対し、「後日、コメントしますので」と語ったことが発端だ。その際、仕事関係の人物とみられる女性が「23日にコメントします」と説明し、「沢尻エリカ:23日会見、騒動について説明か」(スポーツニッポン)などとする報道が出ていた。こうしたマスコミの中には、今回の「質疑なし会見」を会見とは認めず、「会見は中止」と報じているところもある。
また沢尻さんは、1月16日夜に放送された「Mr.サンデー」(フジテレビ系)の中で、歩行中の直撃取材(15日撮影、28分間)に一部答えていた。プライベートの話はせず、「仕事の話もちょっと今はできません」と答え、「23日の段階で…」と語っていた。もっとも、23日の会見で離婚報道に関してコメントするかどうかには、無言で顔を右に傾けるだけで答えなかった。
沢尻さん側としては、1月23日のエステ大会を念頭に置いた発言だったようだ。しかし、大会主催者側には当初そのつもりはなかったようで、マスコミからの「沢尻会見」への問い合わせが多かったため、大会終了後の「ご報告会」を急遽設定した、ということのようだ。
J-CASTニュースは、1月23日の取材について、「質疑なしの条件を承諾した訳ではない」と明記した上で、ファクスで申し込んでいる。
ところで、沢尻さんの離婚騒動を巡っては、「復縁」(仲直り)説報道が主流となっているが、16日放送の「Mr.サンデー」では、沢尻さんは「(スペインで)新しいところ(部屋)借ります。独りで」と微妙な発言もしている。
一方、「沢尻さんが夫の高城剛氏と離婚することがエイベックスとの契約の前提」と報じられていることについて、エイベックスの松浦勝人代表は1月14日、ツイッターで「そんな事を言った覚えは全くない」と、否定している。