水樹奈々が「深愛」で綴った半生 「先生からセクハラ受けた」

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   声優で歌手の水樹奈々さんが受けたセクハラとは何だったのか。水樹さんが自身の半生を綴った「深愛」が2011年1月21日に幻冬舎から発売されるが、ネット上では、早くもその内容が話題になっている。興味の焦点は水樹木さんが受けたといわれる「セクハラ」。そこには15歳で単身上京し、男性の「先生」と2人暮らしをする高校生時代の生活が詳しく書かれている。

   水樹さんは80年1月21日に愛媛県で生まれた。幼い頃から演歌歌手を目指していて芸能事務所にスカウトされ、高校は東京の堀越学園に入学。しかし、演歌歌手の夢は叶わず、「極貧」生活の中で選んだのが声優だった。声優として人気者となった後はポップスシンガーとして00年に歌手デビュー。09年にはアルバムがオリコンチャート1位。09年、10年の「NHK紅白歌合戦」に連続出場した。

お金が無くてソックスを何度も継ぎ接ぎした

水樹奈々さん書き下ろしの自叙伝「深愛」
水樹奈々さん書き下ろしの自叙伝「深愛」

   「深愛」で一番多くページを割いているのが声優デビューするまでの道のりだ。歯科技工士でカラオケ教室も経営する父親が、自分が果たせなかった演歌歌手になる夢を水樹さんに託し、水樹さんに1日に何十曲も歌わせては指導した。

   水樹さんに転機が訪れたのは中学2年。東京の芸能事務所の社長がスカウトにやってきた。ただし事務所で面倒を見るための条件は「全国せとうちカラオケ選手権」で優勝すること。水樹さんは中学三年で優勝し、15歳の時に単身で東京に上京する。

   芸能人の卵が多く集まる堀越高等学校芸能活動コースに入学し、演歌歌手デビューを目指すものの全く光明が見出せない。仕事がないから金が入らず、生活は親から送られてくる月3万円の仕送り。

   この3万円で学校への定期代や文具代、昼食代を含め全ての生活を賄わなければならなかった。不幸は続き、高校2年の時に所属事務所は破産。堀越の芸能コースは事務所に所属していることが入学の条件だから、退学しなければならない事態に陥り、新しい所属事務所を探したのだが、見つからなかった。

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