2011年は「タブレット元年」 iPadを追い各社が新製品

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2013年にデスクトップパソコンに迫る

   米調査会社ガートナーによると、2010年に2099万台と推測される世界市場は、2013年に1億5415万台まで伸びる。同年に3億5810万台のノートパソコンには及ばないが、デスクトップパソコン(1億6121万台)に迫るとされている。

   この調査で2010年に約2100万台の内訳は6~7割をiPadが占めるようだ。アップルによれば2010年4月に米国で先行発売されたiPadは4~6月に327万台、7~9月に419万台と半年で計746万台を世界で出荷。年末商戦を含む10~12月期は固く見ても600万~700万台くらいは売るだろうから、計1300万~1400万台程度と見られる。実際、別の調査会社は「1380万台」と予測する。

   しかし、日本国内に目を転じるとどうか。アップルは日本の台数を開示していないが「数十万台」との見方がある。今人気のスマートフォンが10年度に前年度比3倍の675万台程度とされ、10年4~9月のパソコン出荷台数が約500万台。それと比較すると、この程度だろう。書籍などソフトの普及が今ひとつの日本国内ではiPadが急拡大はしていない。

   10年のCESでは「3Dテレビ元年」とメディアがはやしたが、ソフト不足などから実際には3Dテレビはテレビ全体の数%程度に止まっている。今年は「タブレット元年」かもしれないが、国内ではまず先頭ランナーであるiPadに力強さが求められるかもしれない。

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