スッチー制服も退職者の「お下がり」  JAL「ケチケチ作戦」進行中

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制服関連の費用は、4000万円から2000万円に半減

   JAL広報部によると、2010年の制服関連の費用は、4000万円から2000万円に半減する見通しだという。また、交換サイクルには波があり、多い年には年に1億円程度かかる年もあるが、やはり費用は半減する見通しだ、

   それ以外にも、国内線ではCAが機内清掃を行うことで、年に約3億円を削減。これまでも、子会社の「JALエクスプレス」ではすでに行われていたが、これを本体に拡大した形だ。また、CAが空港の搭乗ゲートの誘導業務を手伝うなどして地上係員を削減。年に2億4000万円の削減につながっているという。

   JALは10年末に企業再生支援機構から3500億円の出資を受け、12年末までの上場を目指している。不採算路線からの撤退を進め、大型機から中型機に切り換えるなどした結果、10年11月には単月で132億6900万円の営業黒字を計上。現段階では、一応黒字基調にある。

   JAL広報部では、

「それぞれの施策で節約できる金額は少ないですが、ひとつひとつの積み重ねが重要だと考えています」

と話している。

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