人事事業支援のレジェンダ・コーポレーションが実施した学生の就職活動の動向調査によると、2012年4月入社に向けて就職活動中の学生のうち、83.4%が学業よりも「就職活動を優先する」と回答した。「学業を優先する」と答えたのは16.6%にとどまった。
企業の採用選考を夏以降に遅らせることについては、「賛成」が44.1%、反対が33.6%と意見が分かれた。賛成派は「学業を優先できる」などを理由とし、反対派からは「企業の足並みが揃わなければ結局は長期化する」「卒論に影響が出る」といった意見が出た。
調査は2010年11月10~16日、インターネットを通じて行われた。有効回答数は1万6171人。