10年12月の銀行貸出、13か月連続で減少

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   日本銀行が2011年1月12日に発表した10年12月の貸出・資金吸収動向(速報)によると、都市銀行等、地方銀行、第二地方銀行の平均貸出残高は前年同月に比べて2.1%減の393兆8565億円だった。減少は13か月連続。

   業態別では、都市銀行等が4.7%減、地銀・第二地銀は、わずかに0.7%増えた。住宅ローンや地方公共団体向け貸出が伸びた。信用金庫は1.1%減だった。

   同時に発表した2010年の銀行平均貸出残高は、前年比1.9%減の396兆3335億円で、5年ぶりに減少した。景気低迷で企業の運転資金や設備投資といった資金需要が弱かった。

   一方、12月末時点の預金残高(譲渡性預金を含む)は09年末に比べて2.1%増えて542兆9621億円となった。貸し出しに回らない資金は国債などに振り向けられている。

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