牛丼チェーンの値下げ競争 ますます激化し240円登場

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吉野家「他社の値下げには追随しない」

   牛丼の低価格競争が勃発して1年が過ぎたが、2011年は大手3社が示し合わせたかのように、1月11日から値下げキャンペーンを展開する。

   松屋は、牛丼並盛が240円。前年のキャンペーンより10円安くすることで集客力を高める狙いがある。期間は17日15時まで。すき家は、18日朝9時までの実施。牛丼並盛で、通常よりも30円引き下げ250円で販売する。

   吉野家は17日15時まで、通常価格よりも110円値下げして、牛丼並盛を270円で提供。「牛鮭定食」や「牛鮭サラダ定食」などの定食類も110円安くする。

   同社はこれまでも値下げキャンペーンには消極的だった。客単価の下落を余儀なくされるため、「やりすぎ」は消耗戦を招く。

   そんななか、同社は「昨年も1月も実施したが、基本的に値下げキャンペーンは春と秋の年2回。今回は3社が出そろったが、他社がやるからといって値下げするつもりはない」と、強気の姿勢を貫く。

   11日から一斉に始まる値下げキャンペーンの行方が気になるところだ。

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