「価格の二重表示になるのではないか」との質問も
焦点となっている法律は多岐にわたるようだが、ネット上ではビジネス論絡みの話も出ている。堀江さんは1月3日、ツイッター(Twitter)で、おせち購入者について「気の毒だ」とした上で、出品社が社長辞任や全額返金を表明していることを指摘し、「それに乗じてビジネスが上手く行っているグルーポン社の粗探しをやり、さらにその類似業者の粗探しまでするというのははっきりいってやり過ぎだし、調子に乗り過ぎだろ。。。」とつぶやいた。
ちなみに5日の消費者庁の岡崎大臣会見の際、記者からは、クーポンサイト「商法」について、「共同購入をすれば半額ぐらいになるという商売は、価格の二重表示になるのではないかという指摘がある」という質問も出ていた。
堀江さんは、こうしたクーポンサイトそのものへの風当たりに違和感をもったようだ。2ちゃんねるなどの書き込みにも、悪いのは出品社でサイト運営社はむしろ被害者だ、という指摘もある。もっともこうした書き込みには、「クーポンサイト関係者の回し者」との批判も寄せられており、乱戦模様だ。
堀江さんの書き込みに対しては、堀江さんがグルーポンではないほかのクーポンサイト運営社に出資していたことから、「自身の立場を有利に誘導するためのポジショントークだ」という趣旨の批判も数多く寄せられた。堀江さんは類似他社への出資の事実を認めた上で、「必要以上に叩いたり関係ないのに謝罪を求める」人たちを批判しているだけだなどと反論した。書き込みの応酬は数日間続いた。