「嘘笑いが得意になって怖くなった」
記事中で「あややって、松浦亜弥じゃ100%できなかったなって。あのひと(=あやや)っていつも笑ってきゃいけないし。だんだん『嘘笑い』が得意になってて。車が来たらよけるみたいに、カメラが来たら反射神経で勝手に口角が上がるんですよ。それがちょっと怖くなりました、自分で」と発言。かつての自分を「あのひと」と突き放し、アイドルを演じていたと告白した。
これがファンにとっては裏切りと映ったようで「ショックだ」「演じてたことは知ってたけど、それは言っちゃダメでしょ」「インタビューを読んだらライブ行く気がなくなった」といった書き込みが寄せられた。
松浦さんの話すとおり、最近の活動は以前のアイドル路線と大分違う。9月からはコットンクラブ(東京)や名古屋ブルーノートなどのライブレストランで、アイドル的な楽曲だけでなく大人の雰囲気の落ち着いたナンバーを披露。もはや脱「あやや」といった様相だ。
10月にはJTの缶コーヒー「Roots」のCMで、布施明さんや石川さゆりさんらベテラン歌手と共演。「コーラスジャパン」というユニット名で同月にシングルもリリースしている。
ハロープロジェクト関係者のmixiファンコミュニティ参加者数を見ると、後藤真希さんが約5000人、加護亜依さんが約4400人となっているのに対し、松浦さんは約2800人と大分少ない。アイドル路線を止めた影響か、かつての人気振りは伺えないが、「歌がより素敵になって 昔以上に大好きっ!」といった書き込みもあり、一部ファンには新しい松浦亜弥も受け入れられつつあるようだ。