家庭内の事情がややこしかった?
婚姻事情に詳しいある弁護士は、山路徹さんが婿養子になった理由について、麻木久仁子さんの娘が関係した可能性はあるとみる。
「娘さんが学校を出たり就職したりするまでは、その姓を変えないように配慮したことは考えられます。また、娘さんが実の父親を慕っていたから、というのもありえますね。つまり家庭内の事情がややこしかったということです」
とはいえ、別の理由も考えられると指摘する。
山路さんは会見で、麻木さんの個人事務所代表として報酬を受け取っていたほか、事務所名義のマンションや車をプライベートでも使っていたことを明らかにした。こうした「大人手当」を受けるため、何らかの理由で麻木さんの姓を名乗る方が都合よかった可能性もあるという。
もちろん、海外取材でジャーナリストの身分を隠す理由も否定できないとしている。
別居するなど不思議な結婚生活については、こうみる。
「同居していなくても、夫婦間の愛情はあったと思いますよ。そうでないと、『大人手当』などは考えられませんから。麻木さんは、山路さんに億単位ぐらいのお金をつぎ込んでいるようですから、離婚したのは、その問題でもう限界と感じて愛情が冷めたこともあるかもしれません。結婚時期について明らかにできないのは、大人手当の事情のほか、大桃さんへの配慮がある可能性もあります」
麻木さんの所属事務所では、担当マネージャーが「個別取材は受け付けていません。マスコミの方には、後日代理人の弁護士が説明すると伝えてあります」と話している。