「M-1」準優勝スリムクラブ 「沖縄の誇り」ブログにコメント2000件

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   2010年12月26日放送された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2010」(テレビ朝日系)で、お笑いコンビ・スリムクラブが準優勝した。優勝した笑い飯よりも面白かったという声もあり、ブログにはコメントが殺到している。

   スリムクラブは真栄田賢さん(34)と内間政成さん(34)の2人組。吉本興業に所属している。

琉球大学で知り合い、05年にコンビ結成

   今回の「M-1」では初の決勝進出を果たした。最終決戦では、葬式をテーマにした漫才を披露。真栄田さんがゆっくりとしたテンポでボケて、それに少し遅れて内間さんが突っ込むという独特なスタイル。特に最後の場面で、内間さんの「なんとかならんかね~」に対し、真栄田さんが「民主党ですか?」と返したときには観客席から大きな笑い声と拍手が挙がった。

   スリムクラブは2人とも沖縄県出身。話し方にも若干沖縄訛りがある。過去の報道などによると、2人は琉球大学在学中に知り合ったという。当初は別々にピン芸人として活動し、沖縄の芸能事務所に所属していたが、まず内間さんが02年に上京して吉本興業の養成所に入学。その後、04年に真栄田さんも上京して05年にコンビ結成となった。

   最初は「99連勝」というコンビ名だったが、2か月後に「スリムクラブ」に変更。人が聞いて好印象を抱く「スリム」という言葉と、みんなで一つという意味を込めた「クラブ」を合わせたという。10年3月まで放送されていた「エンタの神様」(日本テレビ系)では、真栄田さんが大きな体格を活かしてフランケンシュタイン風の扮装をする「怪物フランチェン」というネタで人気だった。

松本人志「『スリム飯』って書きそうになった」

   今回の結果は全7票中、笑い飯が4票でスリムクラブが3票。準優勝だったが、審査員は相当悩んだようだ。ダウンタウンの松本人志さんは「本当に僅差。『スリム飯』って書きそうになった」と語っていた。

   ネットでも同様で、「スリムクラブの方が笑った」といった意見が目立つ。中には「八百長じゃないのか」とまで言う過激なものもあったが、番組後の会見で大会委員長の島田紳助さんは「やらせでなく、ガチでやった」と否定。スリムクラブの今後については「年が明けたらオードリーみたいに活躍すると思う」と話している。

   一夜明けた12月27日にはスリムクラブの2人のブログにコメントが殺到した。「面白すぎて、泣いてしまいました」「あなた達は沖縄の誇り」といったコメントが約2000件も寄せられている。

姉妹サイト