コーヒー大手のキーコーヒーが2010年12月27日、コーヒー豆価格の高騰を受け、11年3月1日からレギュラーコーヒー製品を15%前後値上げすると発表した。
10年は天候不順などの影響で、コーヒー豆の価格が6月ごろから上昇。価格の指標となるニューヨーク市場での「アラビカ豆」が現在、年初価格の2倍前後で推移しており、13年ぶりの高騰とされる。
キーコーヒーはコーヒー製造・販売では国内2位で、家庭向けだけでなく喫茶店などの飲食店にも業務用のレギュラーコーヒーを販売。原料高による値上げは06年以来およそ5年ぶりだという。