「ワンピース」作者の年収20億円? これは高いのか安すぎるのか

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日本の現役マンガ家では破格の数字

   「ワンピース」の単行本の売上げや映画興行収入、DVDの販売などを合計すると数千億円は下らないにもかかわらず、手にするのは20億円で、さらに税金が引かれるとし、

「日本一稼いだマンガ家が20億円というのはどうなのか」
「マンガ家を目指している奴らは尾田でもこの程度とがっかりするのではないか」

などという意見がネットの掲示板に書き込まれている。

   総合出版社の編集長は、「ワンピース」の2010年の単行本売上げなどを総合的に見て、尾田さんの年収が20億円程度になるという数字はほぼ当たっているのでは、と明かす。ただし、印税は売上げの10%とされているが、大人気作であるため、「ワンピース」を発行する集英社と尾田さんの間に「特別な取り決め」があり、印税が高く設定されていたり、もしくは単行本を1冊出す度に別報酬が支払われていたりする可能性もある。仮に20億円だとして税金は9億円になり、尾田さんが実際に手にするのは11億円になると推定する。

   また、20億円が高いのか、安いのかについては、

「日本の現役マンガ家で20億円は破格の数字。これだけ稼げるマンガ家は他にはいないため、同業者は羨ましいと思ったとしても、『トップでこれだけなのか』とガッカリする人はいないと思いますよ」

ということだった。

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