米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が食べた「鈴木家のカレー」が、愛知県犬山市の日本モンキーパーク内にあるレストラン「シャングリラ」の冬季限定メニューとして登場した。
母親の鈴木淑江さんが監修したカレーライスで、イチロー選手が少年時代に毎日のように食べていた「おふくろの味」でもある。
イチローにとって「懐かしい」味
大のカレー好きで知られるイチロー選手が食べていた「鈴木家のカレー」は、牛肉と豚肉の両方を使用し、こだわりの隠し味に、細かく刻んで炒めたニンニクにインスタントコーヒー、ウスターソース、しょう油を使っているのが特徴。母・淑江さんが「いまでも日本に帰ってくると、必ず『作って』と言うんです」と明かす、イチロー選手にとっては懐かしい味だ。
日本モンキーパークによると、この企画は地元・愛知県が生んだスーパースター、イチロー選手の10年連続200本安打を記念して、なにかできないものか検討していたときに浮かんだアイデアで、「イチロー選手のようになりたいと思っている子どもたちに食べてもらいたい」と商品化した。
2010年12月20日に開かれた試食会で、父親の「チチロー」こと鈴木宣之さんは「イチローが世界で活躍できるようになったのは、このカレーのおかげ」とアピール。ロースカツやエビフライなどのトッピングメニューに、サイドメニューとして「鈴木家の特製ポテトサラダ」も用意した。
日本モンキーパークは、「ホームページなどに『食べてみたい』といった声が寄せられています」と話す。販売期限は、2011年2月末までだ。