産経の苦言に「逆ギレ?」と反撃
産経新聞の記事では、ダルビッシュ投手は、過去にも「お騒がせ」発言があったと指摘している。日本シリーズ進出をかけたロッテ戦の日にブログで残留表明したことから、ロッテファンらからスポーツ紙の扱いが悪くなったと批判され、ツイッターで謝罪したというものだ。
懲りない「問題発言」を諫めようとしたらしいが、ダルビッシュ投手は、ツイッターで2010年12月16日、こう反撃した。
「某新聞、逆ギレ?(笑)」
産経自らが「一辺倒」に憶測記事を書いただけなのに、人のせいにするのは大人げないのではないか、と突っ込みたかったようだ。
一方、産経新聞ではその後、当該の記事をサイト上から削除してしまった。
こうした一連のやり取りは、ネット上ですぐに話題になった。2ちゃんねるでは、「ダルおもしれーなw」「新聞を一言で黙らせるって なにげにすげえスキルだよな」とダルビッシュ投手に感心する声のほか、「削除とかどこの炎上ブログだよ」「釣られて切れるとかw」と産経の対応ぶりに疑問の声も出ている。
スポニチや報知によると、日ハムの球団代表は16日、ダルビッシュ投手と年内に契約更改の交渉をすることを明らかにした。ただ、メジャーに移籍する可能性が全然ないとはいえないのでは、との見方は依然あるようだ。
日本ハムの球団広報では、取材に対し、来季は日ハムで頑張るのに変わりはないとして、移籍については、「聞いていない」と話す。トレーニングにどんな状況変化があったかについては、「選手の自主トレ期間ですので、分かりません」と言っている。
産経新聞の広報部は、記事削除の理由などを聞くと、「編集上の個別の案件についてはお答えできません」とコメントするのみだった。