スタジオジブリは、新作映画「コクリコ坂から」を2011年夏に公開すると10年12月15日に発表した。監督は宮崎駿氏の長男で06年「ゲド戦記」以来2作目となる宮崎吾朗氏。駿氏は脚本を担当する。
この映画は1963年の横浜を舞台に高校2年の女の子・小松崎海の青春を描く。オリジナルは80年に漫画雑誌「なかよし」に連載された同名マンガ。原作は佐山哲郎氏、作画は高橋千鶴氏が担当していた。駿氏はジブリの公式ホームページで
「観客が、自分にもそんな青春があったような気がしてきたり、自分もそう生きたいとひかれるような映画になるといいと思う」
と述べている。