ソフトバンクの3G回線で2010年12月11日、一部サイトに繋がりにくくなる障害が発生した。約2時間後には復旧したのだが、ツイッターで同社の孫正義社長が、「NTT設備の障害が原因」などと発言。これが、他社への「責任転嫁」と受け止められ、孫社長に非難が殺到した。
12月11日午後14時ごろ、ソフトバンクモバイルの3G回線から海外にサーバーを設置する一部サイトにアクセスしにくい状況になった。
「ソフトバンクはインフラ弱し!」の指摘
ツイッターにアクセスし辛くなったり、タイムラインが更新されなくなったりした。ウィキペディアも閲覧困難になったという。
孫社長のツイッターには、ソフトバンクユーザーから問い合わせが寄せられた。中には「今日、Twitter繋がらない障害があったんですか?SoftBankは、インフラ弱し!」と指摘するものもあった。これに対し孫社長は「申し訳ありませんでした」と詫びたものの、
「internet経由で海外接続しているNTTグループ設備に障害があったとの事」
と原因を説明。原因はあくまでソフトバンクが使っているNTTの回線だとしたのだが、これがユーザーに「責任転嫁」と受け止められた。「NTTのせいにしてる」「ソフトバンクユーザーには関係ないし」といった怒りのコメントが殺到した。