「政府機関による国際的な陰謀」説
同記事によると、女性2人の弁護士は、同代表にかけられた容疑は、コンドーム未着用の性交渉を強要したことと、性病検査を拒否したことと関連していると説明したという。
肝心のスウェーデンの法律の規定がはっきりしないため、今回のようなケースでも強姦容疑を問うことができる法律条文が実際にあり、逮捕は自然な流れなのか、それともスウェーデン当局が強引に強姦容疑を適用しようとしているのか判然としない。
逮捕容疑内容がはっきりしないことに加え、一連のウィキリークスの米公電暴露の衝撃などから、「今回の逮捕は政府機関による国際的な陰謀」との説もネット上では見受けられる。関連の英語報道記事のコメント欄には、多数の「CIA陰謀論」も寄せられている。
12月8日放送のスーパーモーニングでは、作家の若一光司が「何らかの意図があっての訴えだとの見方も一部である」と指摘した。小木逸平アナが、容疑は容疑としても国際手配するほどの事件なのかと疑問を呈した上で、今回の逮捕はアサンジ代表に対する国際的な「包囲網」では、との見方を示すと、赤江キャスターは「完全にそうじゃないですか」と「包囲網」説に賛同した。
アサンジ代表は容疑を否認していると伝えられている。