10月の景気動向指数、2か月連続で大幅下落

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   内閣府が2010年12月7日に発表した10月の景気動向指数(CI、速報値、2005年=100)は、景気の現状を示す一致指数が100.7となり、前月と比べて1.4ポイント下落した。2か月連続の下落で、下落幅は前月よりもさらに0.1ポイント悪化した。

   内閣府の基調判断は、前月の「改善している。ただし、足踏みの動きもみられる」から、「足踏みを示している」に、2か月続けて下方修正した。

   個別項目では、有効求人倍率(学卒を除く)と投資財出荷指数(輸送機械を除く)がプラスに寄与したものの、大口電力使用量や所定外労働時間指数(製造業)、中小企業売上高(製造業)、生産指数(鉱工業)、商業販売額などの寄与度がマイナスとなった。

   景気の先行きをみる先行指数は97.2。前月と比較して1.4ポイント減と、4か月連続で下落した。

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