血尿が出ており、予断許さない?
ベンチに座った市川海老蔵さんは、大きなマスクを外し、殴られたとされる左頬などを触ったりしていた。しかし、顔などは腫れも確認できずすっきりしており、表情も、落ち込んだ様子はなく、元気そうだった。
麻央さんやそばで話していた男性医師が離れた後は、ベンチの上にあぐらをかき、本を読み始めた。スポーツ紙の報道によると、2010年12月1日には流動食から病院食に変わっており、来週後半には退院できる見込みもあるという。
ただ、海老蔵さんは、左脇腹を殴られて腎臓を損傷し、血尿が出ているとも報じられている。まだ予断を許さない病状なのかもしれない。
事件後からは、一転して、海老蔵さんに不利な証言などが次々に報じられている。
スポーツニッポンによると、一緒に飲んでいた元暴走族リーダー男性(29)の連れとの話もある女性を酒に酔った勢いでトイレに連れ込もうとしたともいい、真偽は不明だが、海老蔵さんにもトラブルの原因がある可能性がある。この男性は、鼻血を出していたとの証言もあり、テレビ朝日のニュース番組では、事件現場の会員制カラオケバーの店内からは、海老蔵さんとは別人の血液を警視庁が検出したとしている。
こうしたことから、東京スポーツは、海老蔵さんが被害届を取り下げる可能性があると指摘している。
一連の報道について、所属の市川團十郎事務所では、取材に対し、警察に任せており、事件について今は話すことがないと繰り返している。