傷害事件でも、「先に手を出した」との証言も
酒の席では、市川海老蔵さんは、暴力を振るうこともあったとのうわさも出ている。
ロック歌手の内田裕也さん(71)は、スポーツニッポンの2010年12月2日付記事で、そうしたエピソードを紹介した。酒グセは悪く、「『海老蔵に殴られた』という話を周りから随分耳にしているよ」というのだ。父親の市川團十郎さん(64)は、11月25日の会見で、「昔は酔って服がビリビリの状態で帰ってきたことがある」と明かしており、けんか状態になることもあったようだ。
今回の事件でも、サンケイスポーツやフジテレビによると、容疑者の男性がいるグループ側は、「先に手を出したのは海老蔵」と主張している。サンスポの12月2日付記事によると、元暴走族リーダーの男性は、顔を殴られて全治2週間のけがをし、診断書も持っているという。事件現場となった会員制カラオケバーがあるビル11階のエレベーターホールには、この男性の血痕が残されているとしている。男性側は、被害届の準備もしているともいい、もしこれがウソでないなら、海老蔵さんも何らかのお咎めを受けそうだ。
ただ、フジが海老蔵さんの関係者に取材したところ、本人は「俺は手を出していない」と話したという。
所属する市川團十郎事務所の担当者は、取材に対し、「今回の件については、すべて警察にお任せしています。團十郎が会見でお話ししたこと以上に、今は特にお話しすることがありません」と話している。