家電量販店最大手のヤマダ電機は2010年12月1日、三菱自動車工業の電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の販売を東京都、神奈川、埼玉両県の17店舗で始めた。
店舗にはEV専門の販売員を配置し、販売促進を図る。ヤマダ電機は今後、太陽光発電システムや充電設備の設置も合わせて提案し、EV普及のために試乗会などで積極的にPRしていく方針。
「i-MiEV」は09年7月に市場に投入され、これまでに約3000台を販売。ヤマダ電機、三菱自動車両社の発表によると、「EVという新しいカテゴリーの車を普及させるためには業界の垣根を越えた新しい取り組みが必要」と判断した。
なお、同業のビックカメラでは11月から、同車の販売取り次ぎを行っている。