海老蔵ダメージで損失数億円? 酒乱や不良グループとの交際も

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   歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(32)が、役者人生の危機に見舞われている。看板である顔に後遺症が残る可能性があるばかりでなく、その酒乱ぶりや不良グループ交際が報じられ、マイナスイメージが広がっているからだ。

   海老蔵さんによる当初の説明では、具合が悪くなった人を介抱していたところ、いきなり見知らぬ男に殴られたとのことだった。

灰皿に入れたテキーラを飲ませる?

   ところが、その後の報道で、かなり様相の違う証言などが次々に出てきている。

   海老蔵さんは、傷害事件当時の2010年11月25日未明、東京・西麻布のバーなどを知り合いの元暴走族リーダーらのグループと飲んでいた。そして、日本テレビ系のニュース番組によると、海老蔵さんは、悪酔いして、灰皿に入れたテキーラをこのグループに飲ませようとしたとの証言があるというのだ。さらに、捜査関係者の話として、リーダーの髪を引っ張り、頭に酒をかけるなどしていたとしている。こうした情報の一部は、夕刊紙なども報じている。

   警視庁が逮捕状を取った中南米系ハーフの男(26)は、このグループに属しており、仲間に呼び出されて海老蔵さんと同席。男は、こうした海老蔵さんの態度に激怒し、「お前が飲ませた」などと因縁を付けて殴ったのだという。

   男らは、地元ではよく知られた不良グループだったとされている。

   海老蔵さんは、警視庁の調べに対し、元暴走族リーダーの名前について、「言いたくない」と話したと報じられている。真相は定かではないが、こうしたグループと付き合っていたことなどが知られたくなかったのだろうか。

   所属する市川團十郎事務所では、「事件について何も新しいことを聞いていませんので、今はお答えできることはありません」と言っている。

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