「モテるというのは結局、行動力なんです」
そして、モテたい人はいつもモテる事を考えて行動している、と言い切った。自分の場合は小学校から頑張ってきた、と説明。小学校でモテるのは、頭が良かったり、かけっこが速い男子。だから足を速くするために寒い日も暑い日も毎朝6時に起きて坂道でダッシュを30本。実際に速くなり、目立ったことで女の子から言い寄られるようになった、というのだ。
中学時代は応援団長や風紀委員をやった。また、面白い人間がモテると分かった後は学級委員を差し置きクラスの司会をやって湧かせた。
何をすればモテるかは、時代や状況で異なるためその時々のマーケティングが必要だ、とも強調する。野菜ソムリエの資格を取ったのは主婦層に気に入られるためで、ずっと毛嫌いされてきたことを解消し、信頼してもらいたいと思ったという。
「もともと料理が出来るし、野菜に詳しいとなったら、チャラいイメージとギャップが生じる。さらに、自分で畑も持って、これはオレが作ったトマト、キュウリとやったらミステリー、な存在になれたわけです」
どうやらこの「ギャップ」が重要なキーワードらしい。異性に送るメールもギャップが必要で、「チャラい」イメージのある田村さんは絵文字を一切使わない。真面目で男気があるキャラの人は逆に絵文字を使えばいいという。イメージとのギャップがあれば、ミステリアス感が増す。
「メールで愛を伝えるのは基本的に間違っている。ギャップから『会わないと分かんないじゃない』と相手が思うところまで持って行く」
お付き合いと告白はその後だそうだ。