逃げるのに必死で110番できなかった?
報道によると、市川海老蔵さんは、飲み屋で4、5人の男性グループと合流し、そのうちの1人から殴られたとされている。とはいえ、このグループとは初体面だったとも、殴られたのは以前にトラブルのあった男性だとも報じられている。
TBS系のニュース番組が2010年11月26日に報じたところによると、海老蔵さんは警視庁の調べに対し、「グループは暴走族を名乗っていて、そのうちの色の黒い男に殴られた」と話したという。一方で、夕刊紙各紙では、タレントや大相撲力士の事件に関係がある地元グループのメンバーらだった可能性を報じている。
夕刊フジによると、海老蔵さんは、店から出て知人が呼んだタクシーに乗ろうとしたが、男性グループに追いかけられ、六本木交差点付近でタクシーになんとか乗り込んだという。とすると、命からがら逃げてきたので、110番する余裕がなかったのだろうか。
あるいは、海老蔵さんはまだ被害届を警察に出していないと報じられており、何か公にされては困るような事情があったのだろうか。
すぐに110番しなかったことについて、市川団十郎さんは25日の会見では、事実確認の最中だとして、その理由を明確にはしなかった。市川團十郎事務所でも、「まだ事実確認が取れていませんので、はっきりしたことはお伝えできません」と話している。