福原愛選手には「頑張れ!」の大合唱
中日スポーツによると、試合で使われたサッカーボールは、地元の五輪委が準備したとみられる日本で入手困難なメーカーのものだった。日本は、準備できずに、セットプレーに影響が出る可能性があったという。
当日のサッカー日中戦も、観客の応援ぶりがひどかったと伝えられている。朝日新聞によると、試合開始前に君が代が流れると、中国人席から一斉にブーイングが上がったというのだ。試合中も、日本が得点すると、「小日本」などと罵声を浴びせたとしている。
不満を持っているのは、ほかの参加国も同じらしい。
女子テコンドー49キロ級では、優勝候補だった台湾の「美人選手」が予選の試合中に、足の防具が規定違反とされて反則負けに。この選手は、事前チェックを通ったのにと涙ながらに訴えたが、受け入れられなかった。また、東京新聞によると、セパタクロー男子団体予選で、マレーシアと対戦した中国が主審を中国人に代えろと言い出し、中国人の線審2人もライン際のボールをことごとく中国の有利に判定したという。
中国人の応援も、使用禁止の太鼓がお咎めなしだったり、大会運営スタッフが最前列で応援を統率して公私混同したりしていたとも報じられている。
ただ、いつも罵声を浴びせていたのではなかったようだ。
東スポによると、サッカーの山村和也選手は、ある華流スターにそっくりのイケメンで、インド戦では、ブーイングから打って変わって中国ギャルから黄色い歓声が飛んでいた。また、卓球の福原愛選手は、陶器のお人形みたいだと人気を集め、現地メディアで「涙美女」と紹介されたこともあって、試合中は「頑張れ! 福原」の大合唱だったという。
中国人も、人気者には目がなかったわけだ。