「私の局部写真は800円」 自分の裸ネットで売る少女たち

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自分達の肉体に価値があることを知ってしまった

   彼女達はどうして自分の猥褻な画像を売るのだろうか。遊ぶ金欲しさや生活費に充てるなどが理由らしい。Q&Aサイト「OKWave」の09年6月17日には、友達から「写メ売り」を誘われて困っている、という女性からの質問が掲載されている。「安全で援交じゃなしすぐお金になるからと私も勧められました」「18歳未満の写メ売りは犯罪になるのでしょうか」というのだ。回答者から裸体が写った「写メ売り」は犯罪だと告げられると、そんなに重いことだとは知らなかった、と女性はいい、ショックを受けた様子だった。

「子どもの秘密がなくなる日―プロフ中毒 ケータイ天国」(主婦の友新書)などの著書があるジャーナリストの渡辺真由子さんは、自分の猥褻な画像を販売する女子高生や女子中学生が増えたのは、マスコミやネットを通じて自分達の若い肉体に価値があることを知ったからだという。

   しかもネットを通じて簡単に販売できる環境が整っている。自分の顔や名前を知られるのはさすがにヤバイと感じているが、法律に触れるなどとは考えていない少女が殆どなのだそうだ。

「彼女達を叱ったり罰したりしても、結局は猥褻な画像を買ってしまう大人がいるため、なかなか問題の解決は難しい」

   本来なら彼女達の行為を注意するのが大人の役割なのに、と渡辺さんは嘆いている。

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