石垣海保の職員が流出に関わった可能性を指摘
さらに、首都圏では11月11日に発売された「週刊文春」「週刊新潮」の両誌は、石垣海保の職員が流出に関わった可能性を指摘している。文春では、中国漁船に衝突された巡視船「よなくに」の乗務員や、石垣海保の海難救護課職員による犯行の可能性を唱えている。「よなくに」乗務員は「カメラオタク」で、海難救護課職員は、那覇地検が中国人船長を処分保留で釈放したことに強く憤っていたという。新潮では、この海難救護課職員以外に、石垣海保の51歳の海上保安官による犯行の可能性を指摘。同誌によると、この海上保安官が流出させたということが「暗黙の了解になっている」という。
両誌とも、神戸の43歳海上保安官が「告白」する前の段階で校了したとみられるものの、映像流出に他の人物が関与していた可能性はいまだに否定しきれない。