国内初、ETFに「株主優待」 日興AMが導入

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   日興アセットマネジメント(日興AM)は国内で初めて、上場投資信託(ETF)の保有者に「株主優待」(受益者優待)を導入する。対象となる商品は、2009年9月30日に東京証券取引所に上場した「上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)毎月配分型」(愛称=上場外債)で、10年12月10日現在で10口以上保有する株主(受益者)に、日興AMが500円分の図書カードを贈る。

   株式投資のような「株主優遇」制度を設けることで、ETFの認知度向上と投資家層の拡大を狙う。日興AMは、「取引所では10口単位で販売しているので、端株でない限りはほぼすべての保有者が対象になります」と話している。

   「上場外債」の11月9日の終値は4万4645円。純資産総額は26億9000億円で、順調に増えているという。

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